やさしく読める英語ニュース

科学
2021/04/05-
スーパーコンピュータ「富岳」が本格運用開始
Japan supercomputer Fugaku in full operation
-
Japan supercomputer Fugaku in full operation
The race to find ways to treat COVID-19 just got a very powerful ally: the Japanese supercomputer Fugaku.
Fugaku has been operating at a lower capacity since last April to aid COVID-19 research.
On March 9, it started operating at full capacity in the hope that it will facilitate studies on healthcare, disaster prevention, energy, and sustainability.
The supercomputer was developed by the Riken institute and some other companies. It can perform over 442 quadrillion computations per second.
提供:理化学研究所
和訳
スーパーコンピュータ「富岳」が本格運用開始
新型コロナウイルス(Covid-19)の治療法を見出す競争に、とても心強いパートナーが現れた。日本のスパコン「富岳(ふがく)」だ。
富岳は新型コロナウイルス感染症の研究を目的として去年4月から低容量で運用を行ってきた。
3月9日、富岳は、健康管理、防災、エネルギーや持続可能性などの研究を促進することを期待して、本格運用が始まった。
このスパコンは理化学研究所(理研)と複数の企業によって開発された。1秒間に44.2京回の計算をすることができる。
キーワード
supercomputer | 高速な計算能力を有する大規模なコンピュータ |
---|---|
operation | 運用 |
ally | 協力者 |
lower | より少ない |
capacity | 性能、容量 |
aid ~ | ~を補助する |
facilitate ~ | ~を促進する |
disaster prevention | 防災 |
sustainability | 持続可能性 |
develop ~ | ~を開発する |
institute | 研究所、機関 |
perform | 実行する |
quadrillion | 1,000兆 (京は1000兆の10倍) |
computation | 計算 |
per ~ | ~ごと |
国立研究開発法人理化学研究所と富士通株式会社が開発したスーパーコンピュータ「富岳」が2021年3月9日に本格運用を開始したニュース。国立研究開発法人理化学研究所の英文正式名称は「RIKEN」である。
- |この記事の音声、印刷は
こちらからどうぞ|
科学の
やさしく読める英語ニュース
-
© NASA
- スペースXの有人宇宙船、国際宇宙ステーションに到着
- スペースXの有人宇宙船、国際宇宙ステーションに到着 スペースXは5月31日、民間企業で作られた宇宙船として初めて、宇宙飛行士を国際宇宙ステーション(ISS)に運ぶことに成功した。 スペースXの小型宇宙船「クルードラゴン」は、2人のNASAの宇宙飛行士を、ISSに運んだ。宇宙飛行士のダグラス・ハーリーと、ロバート・ベンケンは、必要があれば手動でドッキングする準備ができていたが、宇宙船は自動でドッキングした。 スペースXは2002年にイーロン・マスク氏が設立し、長期的目標として火星に人を移住させることを目指している。
-
© JAXA
- 小惑星「リュウグウ」の土壌サンプルが日本に到着
- 小惑星「リュウグウ」の土壌サンプルが日本に到着 宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると、遠く離れた小惑星「リュウグウ」の土が入ったカプセルがオーストラリアの砂漠地帯に落下し、12月7日に日本に到着した。 2014年に打ち上げられたJAXAの無人宇宙探査機「はやぶさ2」は去年リュウグウの土壌成分を回収した。そのカプセルは22万キロの旅を経て12月5日に地球に帰還した。 その土壌成分は、46億年前の遙か昔のことを解明するかもしれない。
-
- 将来かかる病気のリスク AIで予想
- 将来かかる病気のリスク AIで予想 2つの日本の大学が、将来的に病気にかかるかどうかを予測する人工知能モデルを開発した。 このビッグデータを使った人工知能モデルは、3年以内に約20種類の病気にかかる可能性を検知できる。これは弘前大学と京都大学によって開発された。 対象となる病気には高血圧、骨粗しょう症と肥満も含まれる。このモデルは生活習慣を変える必要がある時期を知らせるのに役立つ。
-
© NASA
- 小惑星の地球衝突の危険なしとNASA発表
- 小惑星の地球衝突の危険なしとNASA発表 米航空宇宙局(NASA)によれば、地球は巨大な小惑星の衝突から少なくともあと100年は安全であるという。 アポフィスは巨大な小惑星で、2029年、2036年、2068年に(地球に)接近する。2029年と2036年に地球に衝突する心配があったが、NASAの分析家は以前にこれらの懸念を否定していた。 3月26日、NASAの科学者は望遠鏡からの新しいデータにより2068年の衝突の可能性を否定し、今後100年は(アポフィスの衝突の)心配がないと発表した。
- Top
- やさしく読める英語ニュース
- スーパーコンピュータ「富岳」が本格運用開始