やさしく読める英語ニュース

生活・文化
2024/04/08-
理工系学部の「女子枠」拡大
Universities start quotas for female STEM students
-
Universities start quotas for female STEM students
Japanese universities have started a system to increase the number of female STEM students.
The new quota system sets aside around 700 spots in 40 universities for female applicants in this year’s entrance exams, according to a March 7 report by the Yamada Shintaro D&I Foundation.
Compared to other advanced nations, few female students study science, technology, engineering or mathematics in Japanese colleges.
写真提供:Photo AC
和訳
理工系学部の「女子枠」拡大
日本の大学では理工系学部の女子学生を増やすための制度が導入され始めている。
山田進太郎D&I財団の3月7日の報告によると、新たな定員制度により、今年の入学試験での女子枠が40大学で約700人分設けられているという。
他の先進国と比較して、日本の大学は科学、技術、工学、数学を学ぶ女子学生が少ない。
キーワード
quota | 定員、定数、割り当て |
---|---|
STEM | 科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、数学(Mathematics)の頭文字を取った言葉で、いわゆる「理系」分野の総称 |
applicant | 志願者 |
set aside | 確保する、取っておく |
entrance exam | 入学試験 |
Yamada Shintaro D&I Foundation | 「山田進太郎D&I財団」*備考参照 |
advanced nation | 先進国 |
「山田進太郎D&I財団」
起業家によって設立された財団で、誰もが自身の能力を最大限に発揮できる社会の実現へ寄与することを目的としている。第一弾プロジェクトとして、STEM分野への進学を目指す女子学生を対象とする新しい奨学助成金を設立。
D&I D:diversity(ダイバーシティ=多様性)I:inclusion(インクルージョン=包含)
- |この記事の音声、印刷は
こちらからどうぞ|
生活・文化の
やさしく読める英語ニュース
-
写真提供:Photo AC
- 沖縄県が海中の軽石の除去を開始
- 沖縄県が海中の軽石の除去を開始 今年の初めに起きた火山の噴火により、大量の軽石が沖縄の海岸近くに漂着した。10月29日、国頭村の辺土名漁港でこの軽石の除去作業が始まった。 軽石により船の漁港への出入りが困難になり、観光にも支障が出ている。 関係者によると、作業終了まで2、3週間かかる見通しだと言う。
-
写真提供:Photo AC
- 政府、健康保険証を廃止し、マイナンバーカード促進へ
- 政府、健康保険証を廃止し、マイナンバーカード促進へ 政府は10月13日、2024年秋までにすべての健康保険証をマイナンバー制度に統合すると発表した。 担当者の話によれば、原則として現在の健康保険証は使えなくなるという。 政府は、2023年3月までにほぼすべての国民がマイナンバーカードを取得することを目指したいと述べている。 現時点では、全国民の約半数しかマイナンバーカードを所持していない。
-
- ブラジル、学校での携帯電話の使用を禁止
- ブラジル、学校での携帯電話の使用を禁止 ブラジルでは、生徒の学校でのスマートフォン使用を禁止する法律が施行された。 この法律により、(新学期の)二月中旬から小学校と中学・高等学校の生徒は教室や廊下でスマートフォンを使用することができなくなった。 例外はいくつかあり、健康上の理由や障害のある生徒などが対象となる。また、生徒は教員の許可を得て、学習目的で使用することもできる。
-
- バングラデシュの少年が「国際子ども平和賞」を受賞
- バングラデシュの少年が「国際子ども平和賞」を受賞 17歳のバングラデシュ人の少年が、「国際子ども平和賞」を11月13日に受賞した。 シャダット・ラハマンさんは、ネットいじめに立ち向かうことを支援するアプリの開発で同賞を受賞した。このアプリは、警察やソーシャルワーカーに通じるボランティアのネットワークにつながっている。 ラハマンさんは、ネットいじめを受けて自ら命を絶った15歳の少女のことを記事で読んで、このアプリを作ったと述べた。アプリの提供開始以来300人以上の被害者が支援を受けたという。
- Top
- やさしく読める英語ニュース
- 理工系学部の「女子枠」拡大