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経済
2024/06/03-
日本で強まる「カスハラ」防止対策
Japan moves to deal with ‘customer harassment’
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Japan moves to deal with ‘customer harassment’
“Customer harassment” — in which customers harass front-line workers with abusive words and behavior— has become a serious social problem in Japan.
The Japan Trade Union Confederation, or Rengo, conducted a survey in 2022, and found that 67.5% of respondents had experienced some kind of customer harassment.
East Japan Railways has adopted a new anti-harassment policy and the Tokyo Metropolitan Government is looking at writing a regulation to deal with customer harassment.
写真提供:Photo AC
和訳
日本で強まる「カスハラ」防止対策
顧客と接する機会が多い店員などに暴言をはいたり、嫌がらせ行為をするカスタマーハラスメント(カスハラ)が日本で深刻な社会問題になっている。
日本労働組合総連合会(連合)が2022年に実施した調査では、回答者の67.5%が何等かの形でカスハラを経験していたという結果が出ている。
JR東日本はカスハラ防止の新しい方針を設けている。また、東京都はカスハラを防止するための条例の制定を検討している。
キーワード
deal with~ | ~に対処する |
---|---|
customer harassment | カスタマーハラスメント(=「カスハラ」) |
harass~with~ | ~を~で嫌がらせする |
front-line | 第一線の、フロント・ラインの |
abusive | 人を罵倒するような、口汚い |
survey | 調査 |
respondent | 回答者 |
experience | 経験する |
adopt | 採用する、制定する |
policy | 方針 |
Tokyo Metropolitan Government | 東京都庁 |
look at~ | ~を検討する |
regulation | 規制 |
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