やさしく読める英語ニュース

科学
2020/12/28-
小惑星「リュウグウ」の土壌サンプルが日本に到着
Ryugu asteroid soil samples arrive in Japan
-
Ryugu asteroid soil samples arrive in Japan
A capsule of soil from the distant asteroid Ryugu arrived in Japan on Dec. 7 after it had landed in the Australian Outback, according to the Japan Aerospace Exploration Agency (JAXA).
JAXA’s unmanned spacecraft Hayabusa2, launched in 2014, collected the soil last year from Ryugu. The capsule completed it’s 220,000 kilometer journey back to earth on Dec. 5.
The soil may shed light on the distant past of 4.6 billion years ago.
© JAXA
和訳
小惑星「リュウグウ」の土壌サンプルが日本に到着
宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると、遠く離れた小惑星「リュウグウ」の土が入ったカプセルがオーストラリアの砂漠地帯に落下し、12月7日に日本に到着した。
2014年に打ち上げられたJAXAの無人宇宙探査機「はやぶさ2」は去年リュウグウの土壌成分を回収した。そのカプセルは22万キロの旅を経て12月5日に地球に帰還した。
その土壌成分は、46億年前の遙か昔のことを解明するかもしれない。
キーワード
asteroid | 小惑星 |
---|---|
soil | 土、砂などの土壌成分 |
distant | 遠い、離れた場所の |
unmanned | 無人の |
launch ~ | ~を打ち上げる |
collect ~ | ~を採取する |
shed light on ~ | ~に光明を投じる、~を明らかにする |
billion | 10億 |
the Australian Outbackは、オーストラリアの僻地・奥地を指す。先住民であるアボリジニの人々の固有の土地として認識されている。
- |この記事の音声、印刷は
こちらからどうぞ|
科学の
やさしく読める英語ニュース
-
Copyright Free Image / makotomo via PhotoAC
- 医療従事者にコロナワクチン先行接種開始
- 医療従事者にコロナワクチン先行接種開始 2月17日、日本で4万人の医療従事者対象に、新型コロナウイルス(Covid-19)のワクチン接種が開始された。 ワクチンはアメリカの製薬会社ファイザーとドイツのバイオ技術企業ビオンテックによって開発された。 医療従事者に続いて、順次高齢者と基礎疾患のある人々がワクチン接種を受ける予定になっている。 東京オリンピック・パラリンピックが半年以内に控えている中、日本のワクチン接種計画は少なくとも70の国と地域に遅れての開始となった。
-
- コアラがどのように水を飲んでいるのか、科学者がついに答え発見
- コアラがどのように水を飲んでいるのか、科学者がついに答え発見 コアラは生き延びるために十分な水をどのようにとっているのだろうか? オーストラリアの科学者たちは、ついにそれを解明したという。 オーストラリアのヴィクトリア州にある公園にいる野生のコアラを観察したところ、コアラが木の幹をしたたり落ちる水を舐めているのを発見した。 これは、コアラの主食であるユーカリの葉から得る水分量に加えて補うものである。コアラは毎日、最大で約1000グラムのユーカリの葉を食べると言われている。
-
写真提供:Photo AC
- 「鉄の肺」で70年超過ごした男性が死去
- 「鉄の肺」で70年超過ごした男性が死去 「鉄の肺」と呼ばれる人工呼吸器の中で70年間も過ごした米国人男性ポール・アレクサンダーさんが3月11日に死去した。享年78歳だった。 彼の死は弟のフィリップ氏によって発表された。 アレクサンダー氏は子どもの頃にポリオ(小児まひ)に感染し、6歳で全身型の鉄の肺に入れられた。 それでもアレクサンダー氏は精一杯生き、弁護士として働き、世界中を旅していた、とフィリップ氏は語った。
-
写真提供:Photo AC
- 近畿大学、世界で初めて二ホンウナギの養殖に成功
- 近畿大学、世界で初めてニホンウナギの養殖に成功 近畿大学がニホンウナギを仔魚(しぎょ)から育てることに成功したと発表した。 二ホンウナギを人工的にふ化させ養殖することに成功したのは、大学としてはこれが世界初となる。 大阪府にある同大学は、商品化できるニホンウナギの「完全養殖」を実現させたい、としている。 今では国際的に絶滅危惧種となっている。
- Top
- やさしく読める英語ニュース
- 小惑星「リュウグウ」の土壌サンプルが日本に到着