[高等学校]生徒のモチベーションを高める指導を目指して[2015.03.16]

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190.【山形県】

[高等学校]生徒のモチベーションを高める指導を目指して[2015.03.16]2015.03.16

山形県では生徒の英語による発信力向上を目指し、以下のような取り組みを行っています。

 

(1)山形「スピーク・アウト」推進事業

 平成21年度に鶴岡中央高校で始まった「スピーク・アウト」事業は今年で6年目を迎えました。「スピーク・アウト」とは、英語の定着を図りながら、英語による表現活動を行うことをゴールに据え、生徒の英語の発信力を向上させることを目標としたものです。鶴岡中央高校の具体的な実践は、本やDVDにまとめられ市販されていますので、そちらをご参照ください。

 平成26年度は、タイプの異なる4校(鶴岡中央高校、山形西高校、新庄南高校、米沢商業高校)を研究・実践校に指定しました。それぞれの学校が、生徒の実情に合わせた授業モデルの開発に取り組み、その成果を公開授業・研究発表を通じて県内の高等学校へ還元しました。なお、山形西高校、新庄南高校、米沢商業高校の3校は平成28年度までの3カ年にわたり、本事業に取り組むことになっています。

 

(2)英語集中合宿

 毎年3月末に高校1,2年生40名程度を対象に実施しています。ALT10名と3泊4日の英語漬け生活を送ることでコミュニケーション能力の向上を図ることを目標としています。毎年人気が高く、40名の定員に対して、今年度は約60名の募集がありました。ALTとの会話を楽しむばかりでなく、ディベートにチャレンジするなど高度な内容も取り扱っていますが、参加した生徒のアンケートを見ると、生徒の満足度は高く、英語を学ぶ意欲は高まっているようです。

 

(3)英語教員向け研修の充実

①  英語指導力向上セミナー

 外部専門機関と連携した英語指導力向上事業の一環として今年度より開始しました。今年度実施した内容は以下の通りです。

・英語教育推進リーダー中央研修参加者を講師とした研修の実施(小中高)

・大学教授等による講義・演習(中高)

 「今求められるCAN-DOリスト ~CAN-DOの活用を通して目指す授業~」

      講師:文教大学国際学部教授 阿野 幸一 氏

 

② 英語ステップアップセミナー

中高の英語教員を対象に7月と9月に県教育センターで開催しました。実施内容の主なものは以下の通りです。 

・「スピーク・アウト」事業の研究成果と授業実践について

・大学教授等による講義・演習 

 「効果的な外国語学習法・教授法に関する最新理論とその実践」

  講師:宮城教育大学 准教授 鈴木 渉 氏

 「英語によるディベートの実践」

   講師:山形大学実践教育プログラムプロジェクトDouglas Gloag氏 

      山形大学基盤教育院特別非常勤講師    Jason Peppard 氏

 

 この他にも、「中高教員相互派遣研修」を開催しお互いの授業を参観したり、「JETプログラム外国語指導助手の指導力向上研修」を開催するなど、研修の充実に努めています。今後は、小中高の綿密な連携を支援するような研修を実施していきたいと考えています。

 

(山形県教育庁高校教育課 指導主事 佐藤英司)

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