[小-中]英語教育推進事業の取組みについて[2015.03.02]

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186.【大阪府】

[小-中]英語教育推進事業の取組みについて[2015.03.02]2015.03.02

 大阪府では、平成26度より小・中・高を通じて、グローバル化に対応した英語教育を強力に推進し、国際共通語としての英語によるコミュニケーション力の基盤を築くために「英語教育推進事業」に取り組んでいます。以下は、小学校・中学校におけるそれぞれの取組内容です。

 

小学校:英語学習の初期段階から「音」を重視した教育を充実させるために

小学校1年生から英語の「綴り字」と「発音」との関係を重視したフォニックス学習を展開することで、英語の4技能をバランスよく身につけることをめざしています。そのために以下の取り組みを進めています。

 

オリジナル教材の開発

Ÿ   大阪府教育委員会と民間事業者と共同でオリジナル教材(以下、「英語学習パッケージ」)を開発しています。

 

②「英語学習パッケージ」

Ÿ   「英語学習パッケージ」の特徴としては、

(1)大阪府オリジナル教材、

(2)小学校の各学年に対応したモジュール学習が可能、

(3)映像等で歌やチャンツを楽しみながら自然とフォニックスなどを身につけていくことができること などがあります。

 

③ 研究協力校における取組

Ÿ   研究協力校に指定した16校において、9月から既存のフォニックスを学ぶためのDVD教材を活用し、15分のモジュール学習を週3回実施しています。

Ÿ   実践から半年が経ち各校からは「何よりも児童と先生が楽しみながら取組んでいる」「繰り返しにより、児童に自然な形で英語の音が入っている」などの感想がよせられています。

 

 今後も各校から得られる教訓や成果を活かしながら、「英語学習パッケージ」の開発を行います。なお、平成27年度末までに完成させ、平成28年度以降、大阪府内の公立小学校で展開する予定です。

 

 

中学校:英語の4技能をバランスよく育成する教育を充実させるために

 比較的平易な英文でかかれた洋書を活用して、言語活動を行うことで、小学校段階で身につけた4技能をさらに伸ばすことをめざしています。そのために以下の取り組みを進めています。

 

① 洋書の選定

Ÿ   学識経験者のアドバイスを踏まえ独自の洋書のブックリスト(約900冊分)を作成し、研究協力校に指定した6校では、そのリストに基づき洋書を購入。

 

② 洋書を活用した取組の特徴

Ÿ   洋書を活用した授業では、(1)流暢に洋書を読む(=読む力)、(2)その内容についてクラスメイト等とやり取りする力(=話す力・聞く力)、(3)やり取りを取りまとめたり、感想を書いたりする力(=書く力)など統合的に英語力を育めるよう取組みます。

 

③  研究協力校における取組

Ÿ   洋書を活用した授業では、フォニックスの知識と5W1Hのクラスルーム・イングリッシュの知識が必要となります。しかし、研究協力校の生徒は、これまでその学習をしていません。そこで、大阪府教育委員会が補助教材を作成しました。

Ÿ   9月からフォニックス、続いてクラスルーム・イングリッシュと段階を踏んで教員研修も進め、各校ではその内容を踏まえて取組を進めています。学校からは「英語でのやりとりが授業中活発に行われるようになった」などの感想がよせられています。

 

 

(大阪府教育委員会 指導主事 信田清志)

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