[小学校]小学生国際交流活動推進事業[2015.02.02]

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180.【大分県】

[小学校]小学生国際交流活動推進事業[2015.02.02]2015.02.02

 大分県は人口10万人当たりの留学生数が日本一です。大分県教育委員会では、この特色を活かして、外国の文化に対する体験的理解を深め、コミュニケーション能力の素地を養うとともに、国際人材としての基盤を構築するため、小学生と外国人留学生等との交流活動を進めています。

 

内容

(1)大学キャンパスへの1日留学

 県内15校の小学校高学年を対象に、立命館アジア太平洋大学において交流活動を実施しています。小学生は大学キャンパスを散策しながら、多くの留学生に英語で話しかけたり、カフェテリアで外国の料理を楽しんだりします。

最初は話しかけることに戸惑っていた子どもたちも次第に慣れ、積極的に話しかけられるようになっていきます。交流活動の後、「中学生になったら、英語の授業が始まるし、いつか海外に行くこともあるかもしれない。今からでも、少しずつ英語に慣れておくことができてよかった」と感想を話す児童の姿が見られました。

 

(2)留学生との交流会

 県内16校の小学校高学年を対象に、1校あたり2~4人の留学生を派遣し、母国紹介や文化交流を含む国際交流活動を実施しています。本年度は、県内4大学から留学生を募り、各地の小学校に訪問してもらいました。

 留学生は、母国の文化等について紹介し、小学生も自校や大分県のことを留学生に知らせます。相手意識を持ち伝え合う活動が、児童にとっては大きな成長の機会となっています。

 

(3)車いすマラソン外国人選手との交流

  県内6校の小学校を対象に、毎年11月に開催される大分国際車いすマラソン大会に参加する外国人選手を小学校に派遣し、母国紹介や文化交流を含む国際交流活動を実施しています。児童は、外国の文化について学ぶだけでなく、福祉の視点からもたくさんのことを学ぶことができます。

 大会当日、自分たちの学校に来てくれた選手が「レーサー」と呼ばれる軽量化された車いすで疾走する姿や好成績を収めてくれる姿を目にすることは、児童にとっても教職員にとっても、自分のことのようにうれしいものとなりました。

 

(4)子ども国際交流キャンプ

平成26年7月31日(木)~8月1日(金)に、県内小学校5、6年生の50人を対象とし、留学生20人との国際交流を目的とした体験活動を実施しました。

 ゲームや母国紹介などの活動を通して、児童は留学生の国の良さを知ると同時に、日本のことについてもあらためて考えることができました。

 

            
      [留学生といっしょに国際交流新聞づくり]    [子ども国際交流キャンプ参加留学生]


 本事業を進めながら、これからの国際社会を生きる子どもたちが新しいことに挑戦し、自分と違う考えをもつ人とも意見交流しながら歩み寄り、助け合うことのできる人に育ってほしいと願ってやみません。

 

(大分県教育庁 義務教育課 指導主事 小田 雅章)


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